約 96,445 件
https://w.atwiki.jp/dainamahaisinkikaku/pages/43.html
キャライロイロ -6月 梅雨に入りじとじとと毎日のように雨が降っている。 気温は高くないのだが湿気のせいで決して快適といえず生徒達はうちわで扇いだり アイスを食べたりして不快をしのぎ過ごしていた。 それ以外にも登校時雨で濡れたり外で行う運動部はまともに活動ができなかったりといろいろと 不便を強いられていた。 とはいえ自然現象だししょうがないといえばしょうがないのだがそれを我慢できない人物もなかにはいる。 13:00、昼休みという学生達にとっては束の間の団欒の時間。 個性あふれる生徒が集まる2-A教室でもそれは変わらない。 「あータイクツだぁーー」 モトキはダルそうにため息をつきながらまだ昼食を食べているユウトに向かい呟いた。 平時なら昼休みには校庭でサッカーをしたりして遊んでいる彼だが、この天候では それもできず教室でうなだれている。 ちょっと前までは教室で新聞紙を丸めて野球をやって遊んでいたのだがちょっと はしゃぎすぎたせいで教室の窓を割ってしまい担任に野球禁止令を出されてしまったのだ。 もぐもぐとサンドイッチを食べながらユウトはモトキの話を聞いていた。 「だってさ、もう1週間だぜ、1週間!雨降って部活も筋トレしかできないし 今だってこうしてやることなくて暇だしー」 「確かに結構雨続いてるね。でも梅雨だし仕方ないよ。」 「だけどオレこのまま何もできないんじゃカビが生えちゃうよー」 ユウトはそれならテストが近いんだし勉強でもしてればと言おうとしたがモトキに そんなこといっても無駄なので何かいい案を考えていた。 「うーんじゃあ体育館でバスケでもする?」 「あ、体育館はオレ今出入り禁止になってるからダメだ!」 「出入り禁止って・・・また何やらかしたんだ?」 「いやちょっとマットで遊んでたらマットが破けちまって」 やっちゃったよってな感じで笑っているモトキをユウトは呆れながら見ていた。 「なにやってんだよ・・・」 (いやまてよ、マットでってマットで何をしてたんだ?!まさかプロレスごっこや 柔道の寝技掛け合いとか・・・相手は誰だ!?タカヒロ?ナオキ?くぅ~俺も その場にいれば・・・) 「・・うらやましい」 「ん?ユウトなんかいったか?」 「へ?い、いやなんでもないよ。なんでも」 アハハとごまかしながら笑ってるユウトを相手にモトキは不思議そうな顔をしていた。 「(あぶない、あぶない)でもそうすると校外で遊ぶしかなくなるね。」 「外かー。いま金ねーんだよなぁ」 じゃあおとなしくしてるしかないねとユウトが言おうとしたところに陽気な声が聞こえてきた。 「よぉ、お二人さん暇そうだねぇ」 声をかけた人物が近づいてきた。 「タカヒロどうしたんだ?そんなにやにやして」 楽しそうな様子のタカヒロにモトキが尋ねた。 「いやーーこの長雨で二人とも暇でしょ!ていうか今そんな話してるの聞こえたし」 「俺たちが暇だとどうしてそんなにうれしいんだ?」 正確にいえばユウトはモトキと話してるだけで楽しいので暇だというわけではない のだけどとりあえず話を合わせた。 「ちょっとおもしろい暇つぶしを思いついてさ!で人数合わせのために今同じように 暇な奴等を探してたってわけ!」 「悪いけど遠慮するよ」 タカヒロが言い終わるの同時にユウトが言い放った。 「えーーなんでだよ!」 「お前の思いつきはいつもトラブルの原因になってるから」 「そんなことないってユウト!絶対おもしろいから!」 「ちょっとまて。なんでトラブルの部分を否定しないんだよ!」 「ほら少しくらいアクシデントがあったほうが人生楽しいと思うよ」 「だから・・!」 「まぁまぁユウト、せっかくだしタカヒロの話聞いてみようぜ!」 そういうとモトキはいつのまにかユウトの後ろにきてユウトに寄りかかった。 傍から見るとモトキがユウトを抱きかかえているような体制になっていた。 「ちょっ、も、、モトキ・・どいてっ(このままだと椅子から立てなくなる!)」 「ゴ、ゴメンユウト!重かったよなっ?!大丈夫か?」 モトキはあわててユウトの顔をのぞきながら必死にユウトの心配をしたがその行為自体がユウトをピンチに追いやってることに 本人は気づいていなかった。 「モトキモトキ!ユウトは大丈夫だよ。むしろ早く離れないとユウトはたっちゃってたてなくなっちゃうよ」 ニヤニヤしながらタカヒロはいってきた。 「は?立てなくなるのに立つのか?」 (てめぇぇ、バカヒロあとで覚えておけよ・・) ユウトはタカヒロに激しい怒りを覚えたがこれ以上話を長引かせればいろいろと面倒そうなので 「・・仕方ない話だけは聞くよ」 とユウトは折れるしかなかった。 「やっぱり二人ともいいやつだなぁ!」 「で、結局なにをするんだ?」 多少不機嫌になりながらユウトがタカヒロに尋ねた 「ふふん、聞いて驚けよ!おもしろい暇つぶしそれは・・」 『それは・・・?』 「鬼ごっこ!!」 「・・・・」 自信満々。鼻高々に叫ぶタカヒロを冷めた目でユウトは見つめていた。 「しょせんタカヒロか・・」 「おやおや、まさか俺の思いついたのがただの鬼ごっこだと思ったのかな。優等生のくせにユウト君は頭が働かないなぁ」 (なっ!バ、バカヒロのくせにーー!!) とりあえずユウトはタカヒロを頭の中で2、3発ぶん殴った。 「でさ、それって普通の鬼ごっことはどう違うんだ?!」 モトキのほうは興味津々といった感じで食いついた。 「それは・・・・放課後までのお楽しみってことで!」 肩透かしを食らわされてユウトは文句をいったがタカヒロはその鬼ごっこの準備や昼休み中に他の参加者を集めなきゃ ならないということでとりあえずこの場はいったん収めることになった。 「じゃあ放課後教室に残っててくれよな!」 そういってタカヒロは小走りで教室から出て行った。 「ユウト、放課後楽しみだな!」 「そう、俺はすっっっごく不安だけど」 放課後にモトキといっしょにいられることは素晴らしいことだがイヤな予感しかしないユウトは複雑な心境のまま午後の授業を受けることになった。 そして放課後 HRも終わり教室にはタカヒロによって集められたメンバーだけが残っていた。 タカヒロ、ユウト、モトキのほかにモトキと同じで雨でろく部活を行えないタケシとそのタケシに強引に連れられたトシ。そして同じく強引に 引き止められたゴウ。それと転校生のイザヤとナオキ、この二人は結構乗り気でタカヒロの誘いに乗ったらしい。 それと 「ごめんやっぱり帰る」 「・・・僕・・ちょっと用が」 「帰る、というか帰らせろ!」 ユウトとトシとゴウがその人物を見て反射的に口にした。 正しくいえばその人物【達】。残りの参加者は 『せっかくきたんだから楽しんでいってよ』 双子の兄弟カイとケイ、それに無理やり連れられてきたタロウということでここにいるのは合計で11人である。 他のメンバーはともかくカイとケイが1枚噛んでいるとなると絶対に無事に終わらない。そのことを熟知している3人は 一気にテンションがどん底まで下がりどうやっていち早くこの場から逃げられるか考えていた。 「じゃあさっそくルール説明」 カイがマイク片手に楽しそうに仕切りだした。 「まず今回は鬼ごっこということでみんなには鬼と逃げる人の2グループに分かれてもらうね。で逃げ役の人はこの校舎の中 を自由に逃げてもらって鬼は逃げた人を捕まる。制限時間内に全員捕まえれば鬼の勝ち、逃げ切れれば逃げ役の勝ち。 ここまでは普通の鬼ごっこだよね。・・・で今回の目玉はこれ!」 そういうとケイがもっていた鞄の中からなにやら取り出した。 「それってもしかして水鉄砲か?」 「ピンポーン。タケシ君大正解!」 どこからかとりだしたクラッカーを鳴らしながらカイが答えた。 「鬼にはこの水鉄砲を持ってもらって逃げる人を撃つ、つまりタッチの代わりに水鉄砲の水を当てるのが捕まえる条件ってことだよ」 「しつもーん」 「なんだい?モトキ君」 「水をあてるんじゃあ当たったか当たってないかって判り辛くないか?」 「そうそう、それにプールに入ってもないのに濡れるのはイヤだな」 モトキの質問に被せてナオキもしゃべってきた。 「そのことなら大丈夫だよ。ちょっと特別な水を使ってるから当たったらすぐに分かるようになってるから」 「ペイント弾みたいのですか?」 「まぁそんなところだねイザヤ君。それとすぐに消えるようになってるから制服が濡れる心配や汚れる心配もないしね♪」 「制限時間は1時間。一度鬼に捕まったらそれでおしまいだから逃げる人は気を付けてね。他に質問とかある?」 カイがそういうとユウトが手をあげて発言をした。 「さすがに校舎で騒いでたら怒られないか?」 「あ、そっちもぬかりないよ!タカヒロが佐藤先生にこっちの校舎の掃除を自主的にやるからって頼んだから多少騒がしくても 問題ないよ」 (それって問題ないのか??) ユウトはちょっとひっかかったが怒られるのはタカヒロだから別にかまわないって感じでその件に関してはスルーした。 そのあともいくつか双子から説明をうけたが水鉄砲以外は普通な鬼ごっこなのでユウトは少しだけだが安心感がでてきた。 (まぁこれくらいなら付き合ってあげてもいいかな。モトキともいっしょにいられるし) 「じゃあ質問もなさそうだし早速グループを分けようぜ。オレは鬼やりたーい」(タカヒロ) 「俺は探すの面倒だから逃げるほうにするぜ」(ゴウ) 「もちろん俺は逃げるほうだな。陸上部なめるなよ!」(タケシ) 「・・だったら僕は鬼やる」(トシ) 「もちろんオレは鬼な。でイザヤは逃げるのやってくれよ。絶対捕まえるから!」(ナオキ) 「ナオキ自信満々ですねー、でもボクも簡単には負けませんよ」(イザヤ) 「それじゃオレっちは逃げ役にするぜ!いっとくけど鬼ごっこでは負け知らずなんだぜオレ!」(モトキ) 「バランス的に自分が鬼にいったほうがいいかな(モトキといっしょに逃げるのもいいけどモトキを堂々と追い詰められるいい機(ry )」(ユウト) 「はぁ・・おれもやらなきゃ駄目だよな・・・じゃあ」(タロウ) 『僕達とタロウは逃げのほうで』(カイ・ケイ) たろうは「えっ」といった顔して言った。 「いやおれどっちかというと鬼のほうがやりたいんだけど。ていうか二人とも鬼やると思ってた。性格的に・・・」 「たまには逃げるほうもやってみたいと思ってね。別にいいでしょタローちゃん」 (まぁこの二人は逃げてるほうが平和にすみそうだしいっか) といった具合でグループ分けが終わりいよいよ放課後鬼ごっこが始まった。 「よし5分たったら探しにいくからな。レディ・・・ゴー」 タカヒロの掛け声とともに逃げ役のメンバーは校舎にちりぢりになっていった。 「よーしタローちゃんどこに隠れよっか?」 カイとケイ、そしてタロウは3人で行動していた。まぁタロウにカイとケイがくっついているという感じだが・・・ 「とりあえず人気がないところにいったほうが」 「さすがタローちゃん考えることもフツーだね♪」 「普通で悪かったな!ていうか鬼ごっこの定石じゃねーか」 「人気がない・・・じゃああそこがいいかな」 そういうとカイとケイは自分達の部室(占い研究会)の方へとタロウを連れて行った。 「はぁ、とりあえずここで鬼達が動き出すまでまつかな」 タロウは二人に連れられた部室の近くの階段の柱に隠れながら息をひそめた。 ~数分後~ 「もう鬼がおれたちを探し始めたころだなってお前達なにしてるんだよ?!」 タロウが二人をみると二人はタイクツそうに横になってくつろぎながら本を読んでいた。レジャーシートまで持参して。 「ん~もう飽きちゃったかも」 「ねーカイ、暇つぶしなのに暇だよねー」 「二人ともやる気あるのかよ!ていうか二人が鬼ごっこ準備したんじゃないのかよ」 「あれはタカヒロに頼まれたからだよ」 「そうそうちょっと面白いかもって思ったけどただ待ってるだけなんて退屈だよ。タローちゃんと一緒は楽しいけど」 それを聞いてタロウはため息をついて 「じゃあ鬼やってればよかったじゃんか」 といった。 『・・・それいいねー』 「え?あ、、お前らその手にあるのは」 「タローちゃんの想像通り水鉄砲だよー」 「へっへーくらえー」 そういうと二人はタロウに向かって水鉄砲を発射した。 「うわぁ、つめてーー、お前らー」 「ごめんねタローちゃん、でも水もしたたるいい男ってね」 「・・・ったく・・もうおれはゲームオーバーだからもう帰るからな」 多少ムカつきはしたがこの二人に振り回されるのはいつものことなのでもうさっさと帰り支度をして帰宅することにした。 「二人にかかわるとロクなことが・・・ってあれなんだこれ・・・」 タロウはなにやら体に違和感を感じた。さっき水があたったところが 「スースーするっておれの・・服が・・」 なんとタロウの制服に大きな穴が開いているのだった 「やった大・成・功!」 「やっぱりこの配合でやるとうまくいくんだね~」 「おい・・とりあえず説明しろ」 タロウはこの二人がなにをやったか大体想像はついたがとりあえず説明を求めた。 「この水はね洋服とかの科学繊維に付くとねその繊維を溶かしちゃうんだよー。」 「たまたまこれの実験をやってるときにタカヒロがきて何か鬼ごっこを面白くする方法はないかっていうもんだから」 「ちょっとみんなに協力してもらってこの水の効力を確かめてたんだ」 「だからタローちゃんの服が溶けてるのは実験成功の証なんだよねー」 「あ、ちなみに人体には特に影響ないから安心してね」 楽しそうにいう二人にいう二人にもう怒りをとおりこしてタロウは呆れていた。 「・・ていうか最初に服は水かけても平気だっていったじゃないか?!」 「僕は汚れないし濡れないっていっただけだよ。体温ですぐに蒸発するから濡れないし無色無臭だから汚れも心配ないってね」 「はぁーーお前らいいかげんに」 呆れてたタロウだがいくらなんでも悪気がなさすぎるふたりにガツンといってやろうと口を開こうとした瞬間 「ねぇタローちゃんのその姿ってすっごいいいよね」 「えっ?!」 「うん、肌がちょっとだけ見えてるしなんかイタズラしたくなるよねー」 そういいながら二人は水鉄砲を再びタロウに向けた。 「おい、ばかな真似はっていうかお前らも逃げ役だから鬼から逃げなきゃ同じ目にあうんだぞ。それに他のみんなだってこんなことになったら 騒ぎに・・」 「大丈夫僕たちの制服にはコーティングしてあるし、それに他のみんなが裸になっても僕たちには関係ないしねぇ。あ、でも明日みんなには タローちゃんから謝っといてねー」 「そうそうタローちゃんは自分の心配したほうがいいよ。このままだとジャージで下校する羽目になるかもよ」 そう言い終わると二人はじりじりとタロウのほうへと歩みを進めた。 「や、やめろ・・。くんな・・う、、うわぁぁぁぁぁぁ!!!」
https://w.atwiki.jp/slowlove/pages/2930.html
永遠亭 映倫の診察室「先生!急患が入りました!ゆっくりです!」「…やっぱりね、来ると思っていたわ。」「え、来ると思っていた…?何故ですか?」「今回の東方新作を見てゆっくりの急患が来るのは予想していたわ…さあ、連れていなさい。」「わ、解りました!」 /^\ ,.へ___ / >''´ ̄ ̄`'''ヽ7 | /´ _ _'ヽ、 〉 / /´ / , 、 、 ヽ〉 / i イ レ\ ハノ! i 、 i (ヽrイ レイ (ヒ_] u i /ハヘ| ,' ノ 〉i ""u U ヒ_ン) " iハ (((i)彡iノ U ,___, _ u ノ|(i))\ ,,r-─/ ) u ヽ _ン U"". !.; ヽヽ `, ( ,r‐″  ̄つ ,r─‐‐'' (´ ,r──'  ̄ ゙̄'───--------‐' __ / ,へィ'´ /\ / / _,,.. -──'- く_/ > / , '"´ `ヽ ̄ ,ヘ / `ヽ ハ ,' / / ハ ハ ヽ 、 ', | .i / /ゝ、!_, レ' レ 、_,!ィ|ノ| | i O | o 。イ, ( ヒ_] ヒン)/。o ! /o | レイ |゜,,, ,, iヘ/レ' ゜ o | .| | / ̄ ̄`i ハ| Yヽ! ト、 .| i .ハヽ、| |,イ|`ヽ! ./| く ', \| ハ | | トi`=r─'i´レヘ|ハ〉´ | ヽ、 レ' レヘィ''レ'!ヽ、ハ二/ヽト、/ / \ 7´ ri´ ̄`y'⌒ヽ,! / \ `>-ゝ_,r'"ゝ /ヘ |-< \ / _______,〉ヽ,/ ./i | ト、__ `ヽ、 ヽ  ̄ / ゝー'ハ ゝ=ヘ  ̄ ヽ / 、.,___/-,L__,.イ`ヽ、「先生!ちるのちゃんが…ちるのちゃんが溶けちゃいました!助けてください!」「大体解っているわ、原因は例大祭で出た新作ね。」「え、何で解るんですか!?」「日焼けしたチルノを見てチルノのゆっくりである自分も日焼けできると 勘違いしたんでしょ?妖精とゆっくりじゃあカラダのつくりが違うから そもそも日焼けなんて…。」「あ、違います、そっちの新作は関係ありません。」「…え?」「原因はこっちです「幻想少女大戦『夢』。」「こ、これは四部作最後の…!」「ええ、せっかく新作を買ってきたのは良いんだけど、本編がまだ 『妖』の途中で止まってて…。」「…………。」「それでちるのちゃん、本編を一晩で一気に進めるって…。 シュミレーションゲームなんて頭を使うのに一晩もプレイしたから知恵熱でこんなんなっちゃって…。」「え、えっと、とりあえずどっちにしても溶けてるから、ゆっくりちるのは冷蔵庫に…。」「あ、いえ、そんなことしなくて良いです。ちるのちゃんが溶けるのはいつもの事なので。」「え?じゃあ何でここに?」「ちるのちゃんの代わりに本編を『永』の最後までやってくれませんか? 天才なんだからそれくらい余裕ですよね?」「エェ!?じゃあそのゆっくりちるのは何のために連れてきたの!?」「嫌ですねぇ、シナリオを見せなくちゃプレイする意味がないじゃないですか!」「えぇ!?」・・・結局、永琳は幻想少女大戦を三日間徹夜でプレイする羽目になりました。チルノはシナリオを理解するのに五日徹夜しました。 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/soraitonokakera/pages/20.html
神風人 キャラクター 準備中
https://w.atwiki.jp/newani4/pages/335.html
第二回放送までの本編SS 【朝】 話数 タイトル 作者 位置 登場人物 092 Underworld ◆zUZG30lVjY B-7/ホテル 地下エントランス DIO 093 貴方に穏々日和(やわ)らぐ ◆7fqukHNUPM B-5/市街地 坂田銀時、絢瀬絵里、鬼龍院皐月、桂小太郎、コロナ・ティミル、結城友奈、宮内れんげ 095 あげたかったのは、未来で ◆gsq46R5/OE F-6→F-5 蟇郡苛、平和島静雄 096 ノーゲーム・ノーライフ ◆zYVQHcA5i. G-3/宿泊施設 アザゼル 097 アイス・ブルーの瞬間 ◆KKELIaaFJU B-5/市街地 坂田銀時、絢瀬絵里、結城友奈、鬼龍院皐月、桂小太郎、コロナ・ティミル、宮内れんげ 098 誰かの為に生きて ◆3LWjgcR03U B-6/本能字学園 ランサー、犬吠埼風 099 世界一歪んだ親孝行 ◆45MxoM2216 F-6 ジャック・ハンマー 100 それでも『世界』は止まらない ◆eNKD8JkIOw B-7/ホテル 地下通路 DIO 101 この花弁は悪意 ◆DGGi/wycYo G-4/アナティ城 東郷美森、浦添伊緒奈 103 狂気の行方 ◆zUZG30lVjY C-5/電車内・海上、C-6/駅周辺 保登心愛、雨生龍之介、リタ、入巣蒔菜、犬吠埼風 104 MAN WITH MONSTERS ◆NiwQmtZOLQ G-3/宿泊施設付近 セルティ・ストゥルルソン、ホル・ホース、アザゼル 105 溢れ出る瑕穢 ◆DGGi/wycYo B-2/駅付近、B-3/地下通路 本部以蔵、ラヴァレイ 106 孤軍 ◆3LWjgcR03U E-4/道路 範馬刃牙 107 まわり道をあと何回過ぎたら ◆X8NDX.mgrA C-2/市街地 宇治松千夜、高坂穂乃果、蒼井晶、カイザル・リドファルド 108 Sacrament ◆zUZG30lVjY E-6/北岸 言峰綺礼、ジャン=ピエール・ポルナレフ、東條希 109 二度殺された少女たち ◆DGGi/wycYo B-2/駅構内、B-2/駅付近 雨生龍之介、リタ、蒼井晶、宇治松千夜 110 前哨戦 ◆45MxoM2216 E-1/放送局近辺、E-1/放送局 花京院典明、神楽、ファバロ・レオーネ、ヴァニラ・アイス、キャスター 113 わるいひとなどひとりもいないすばらしきこのせかいで ◆eNKD8JkIOw F-3/エリア北部 三好夏凜、アインハルト・ストラトス、桐間紗路、小湊るう子 114 La vie est drôle(前編)La vie est drôle(後編) ◆X8NDX.mgrA C-5/海岸近く、C-6/市街地 神威、纏流子、セイバー 118 震えている胸で ◆DGGi/wycYo E-3/エリア南部、F-3/エリア北部 三好夏凜、アインハルト・ストラトス、桐間紗路、小湊るう子 119 進化する狂信 ◆gsq46R5/OE E-1/放送局 花京院典明、神楽、ファバロ・レオーネ、ヴァニラ・アイス、キャスター 120 変態ではない!変身だ! ◆45MxoM2216 E-4/T字路 蟇郡苛、平和島静雄 【朝・午前】 話数 タイトル 作者 位置 登場人物 094 女はそれを我慢できない ◆NiwQmtZOLQ G-5/映画館外、G-5/映画館・女子トイレ 針目縫、紅林遊月 【午前】 話数 タイトル 作者 位置 登場人物 111 和を以て尊しと為す(上)和を以て尊しと為す(下) ◆3LWjgcR03U G-7/ラビットハウス、G-6/駅付近、H-5/東端の海岸 空条承太郎、一条蛍、香風智乃、風見雄二、天々座理世、折原臨也、衛宮切嗣、針目縫 112 覚醒アンチヒロイズム ◆zUZG30lVjY D-4/沿岸、???/波打ち際 範馬刃牙、蒼井晶、宇治松千夜 115 高坂穂乃果の罪と罰 ◆3LWjgcR03U C-4/北西の端、D-2/墓地付近の道路 高坂穂乃果、カイザル・リドファルド、本部以蔵 116 Mission Impossible ◆KYq8z3jrYA G-6/映画館、G-6/市街地 ジャック・ハンマー、紅林遊月 117 哭いた赤鬼 ◆G33mcga6tM D-3/基地 本部以蔵、宇治松千夜、範馬刃牙 121 Trouble Busters ◆KKELIaaFJU C-5/海岸沿い 坂田銀時、絢瀬絵里、結城友奈 122 勝てるわけねえタイマン上等 ◆eNKD8JkIOw C-2 纏流子、高坂穂乃果 123 Spread your wings(前編)Spread your wings(後編) ◆gsq46R5/OE F-2 セルティ・ストゥルルソン、ホル・ホース、アザゼル、三好夏凜、アインハルト・ストラトス 124 黄金の風 ◆45MxoM2216 C-6/駅周辺 犬吠埼風 125 スコープ越しの怪物 ◆gsq46R5/OE G-5、G-6/線路周辺 東郷美森、浦添伊緒奈、ジャック・ハンマー 126 三人揃えば雌雄決裂六人揃えば群雄割拠 ◆eNKD8JkIOw G-6/駅付近 針目縫、空条承太郎、衛宮切嗣、言峰綺礼、ジャン=ピエール・ポルナレフ、東條希 127 そして騎士は征く ◆gsq46R5/OE C-6/市街地、D-6 セイバー、鬼龍院皐月、桂小太郎、コロナ・ティミル、宮内れんげ 128 悪魔と吸血鬼! 恐るべき変身! ◆45MxoM2216 B-4/地下通路 DIO、ラヴァレイ 130 変わる未来 ◆gsq46R5/OE C-2 リタ 131 お話をするお話 ◆DGGi/wycYo G-7/ラビットハウス 香風智乃、風見雄二、天々座理世、紅林遊月 133 色即絶空空即絶色-Dead end Strayed-(前編)色即絶空空即絶色-Dead end Strayed-(後編) ◆gsq46R5/OE D-2、E-1/放送局 花京院典明、神楽、ファバロ・レオーネ、ヴァニラ・アイス、キャスター、纏流子 135 ルールなんてあってないようなもの ◆X8NDX.mgrA C-2/地下通路 ラヴァレイ 141 知らぬが仏 ◆NiwQmtZOLQ C-3/電車内、C-6 坂田銀時、絢瀬絵里、結城友奈 【午前・昼】 話数 タイトル 作者 位置 登場人物 132 One after another endlessly ◆NiwQmtZOLQ G-4/道路、G-4/エリア南東端、G-4/南部 桐間紗路、小湊るう子、蟇郡苛、平和島静雄、折原臨也、一条蛍、東郷美森、浦添伊緒奈、ジャック・ハンマー 139 弓兵なき戦場 ◆3LWjgcR03U D-4/橋上、F-5/東部、G-6/駅付近、G-7/西部 針目縫、空条承太郎、衛宮切嗣、言峰綺礼、ジャン=ピエール・ポルナレフ、東條希 【昼】 話数 タイトル 作者 位置 登場人物 129 誰かの為の物語 ◆gsq46R5/OE D-3/基地、D-3/海周辺 宇治松千夜、本部以蔵 134 無辜の怪物 ◆gsq46R5/OE B-7/ホテル DIO 136 騎士の誓いは果たせない ◆G33mcga6tM D-6 セイバー、犬吠埼風 137 猿の夢 ◆gsq46R5/OE G-4/エリア南東端 ジャック・ハンマー 138 心の痛みを判らない人 ◆45MxoM2216 F-2 セルティ・ストゥルルソン、ホル・ホース、アザゼル、三好夏凜、アインハルト・ストラトス 140 あなたの死を望みます。 ◆DGGi/wycYo G-3/宿泊施設付近 浦添伊緒奈、東郷美森、小湊るう子 142 殺し合いに春の雨 ◆3LWjgcR03U A-4とB-4の境界付近 神威 143 キルラララ!! わるいひとにであったキルラララ!! あの子を愛したケダモノ二匹折原臨也と、天国を ◆eNKD8JkIOw E-4、G-4 蟇郡苛、平和島静雄、折原臨也、一条蛍、纏流子 144 反吐がでるほど青い空 ◆wIUGXCKSj6 G-4 纏流子、蟇郡苛 145 Not yet(前編)Not yet(後編) ◆X8NDX.mgrA G-6/市街地、G-7/ラビットハウス 香風智乃、風見雄二、天々座理世、紅林遊月、空条承太郎、言峰綺礼、針目縫 146 退行/前進 ◆3LWjgcR03U E-1/地下通路(放送局真下)、E-2/地下通路 ヴァニラ・アイス、ラヴァレイ 【第二回放送】 話数 タイトル 作者 位置 登場人物 147 第二回放送 -カプリスの繭- ◆DGGi/wycYo ??? 繭、ヒース・オスロ、テュポーン Back【第一回放送までの本編SS】 Next 【第三回放送までの本編SS】
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/3920.html
796 :ナハト:2016/09/17(土) 21 27 27 黒田那佳誕生日記念ssだよーゆっくりしていってね(。x。) 797 :ナハト:2016/09/17(土) 21 28 15 ―――9月17日 この年のは二つの特別な日でもあった。 一つ目はダージリンの誕生日でもあった。彼女は紅茶と誕生日ケーキを食べながら格言を言いまくり祝いに来てやったマイルズ少佐にシバかれるのであった。 そして、もう一つが カラーン、コローン 教会の鐘が鳴る。その鐘の音と共に、扉が開き、二人が出てくる。 赤い絨毯の脇には大勢の人が集まっており、米・弾薬・花・ボーキなど様々なものを投げながら「結婚おめでとー」「幸せになれよー」と口々に祝いの言葉を言う 今日、結婚することになった人は 「ありがとうございます!祝いは出来ればお金で!!」 顔を赤らめる黒田那佳と 「・・・・どうしてこうなったのじゃ」 若干頭を抱えるハインリーケ・プリンツェシン・ツー・ザイン・ウィトゲンシュタインの二人だった あの夜間哨戒からのハインリーケ撃墜事件から、基地内に於いて婚約話は一気に広まった。 ハインリーケは必死に鎮火させようとしたが、カールスラントと扶桑の上層部が貴族で繋がりを持てるならばと親戚も含めて、乗り気になっており、ハインリーケだけではどうにもならなかった。 剛己も姉の務めと、扶桑槍で本気の死合いをやり、ハインリーケが先祖代々伝えてきた サーベルで数合撃ちあったところ、剛己はハインリーケ殿の本気が分かった。 どうか、妹をよろしくと頭をぶかぶかと下げられた。 ハインリーケは子供はどうするんじゃ!と最後の抵抗を見せるも扶桑で伝わる秘儀西住棒によって解決してしまった。 こうして、カールスラント・扶桑・ノーブルウィッチーズの合同結婚式は大きな会場になり 大勢の人が祝いに来ていたのであった。 ハインリーケがそう回想しているとポスっと那佳がハインリーケの肩に当ててきた 「どうしたのじゃ?気分が悪いのか?」 なんだかんだで那佳を無下にできないハインリーケは気遣うように尋ねるが 「ハインリーケさん、私ね・・・・物凄く幸せだよ!!」 その笑顔にハインリーケも 「・・・・わらわも同じじゃ」 と答える 見つめ合った二人はやがて一つになった・・・・ 798 :ナハト:2016/09/17(土) 21 30 41 終わり 楽しんでいただければと思います。 では、ミチル物語の制作の続きに戻らねば
https://w.atwiki.jp/sasaki_ss/pages/2121.html
俺はキョン。可愛い娘に綺麗な嫁がいる、ごくありふれた商人だ。 「エンドールとボンモールが戦争になるかも知れん。」 「商売のチャンスだよ、キョン。」 鉄の鎧と鋼の剣を両国に売りまくり、収益は過去最大。笑いが止まらん。死の商人だと?失礼な事を言うな。 「さて、貯まった元手でエンドールに店を開くか。」 「ならば、戦争を終わらせないとね。」 妻と両国の橋渡しをし、戦争は終わり……夢の店を構えた。 「さて……船でも買って、たまには家族サービスでもやるとするかね。」 「そろそろ二人目がいてもいい頃合いだよ。弟か妹が欲しいよね?」 「…………」コクリ こうして船出の為に、大灯台の灯台に種火を灯しに行ったのが、運の尽きだった。 「あたしは勇者よ!船をよこしなさい!」 「お前は何を言っているんだ?」 俺は愛しの妻子と引き離され、俺は勇者の一味として無理矢理協力させられた…… まぁ世界にコネクションを作られたのはラッキーだったが。 店は妻が管理している。旧姓で店をしているので、俺の存在は匂わせていない。理由?じゃねぇとハルヒ達が商談しにくいからだよ。大人の事情だ。察しろ。 妻の旧姓?佐々木だが?子の名前?有希だが、それがどうかしたのか? 戦闘?勇者ハルヒ、お転婆姫・森さん達がしているが?ああ、古泉はザラキ癖があって戦闘じゃ危ないから、新川さん、俺と一緒によく馬車でゲームしているぜ。 たまに占い師・喜緑さんや、踊り子・朝倉、王宮戦士の谷口もいるけどよ。 「いつになったら冒険が終わるのかねぇ…」パチリ 「僕としては終わって欲しくないですが。」パチリ 馬車から見る夜空は、悲しい程美しかった……。 妻子との再会は遠そうだな、やれやれ…。 END 勇者→ハルヒ ライアン→谷口 ホイミン→国木田 アリーナ→森 クリフト→古泉 ブライ→新川 マーニャ→朝倉 ミネア→喜緑 トルネコ→キョン ネネ→佐々木 ポポロ→長門 でした。
https://w.atwiki.jp/imasss/pages/2220.html
【ミリマスSS】P「新商品?」音無小鳥「はい」 執筆開始日時 2016/03/07 元スレURL http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1457356135/ 概要 小鳥「最近事務所も大きくなりましたし、ここはグッズ発売で更なる収入をと思いまして」 P「で、その商品を実際に俺が試して発売するか否かを判断するわけですね」 小鳥「そういうことです。では、最初はこれです!」 【No.1 アカネちゃん目覚まし時計】 P「これは……アカネちゃん人形型の目覚まし時計ですよね?」 小鳥「はい、では実際に試してください」 P「よし、それじゃあセットして――と」 ナデナデシテー ナデナデシテー P「おお、いいじゃないですか。茜の声がクリアに収録されてますし、手がパタパタと動いてかわいい」 小鳥「そうですね。とても癒されます」 ナデナデシテー ナデナデシテー P「よしそれじゃ止めましょうか。……あれ?スイッチがありませんよ?」 小鳥「あぁ、その目覚ましはですね。頭を三分間なでないと止まらないんです」 P「はい!?」 タグ ^音無小鳥 まとめサイト アイマスSSまとめサイト 456P アムネジアss大全 あやめ2nd えすえすゲー速報 えすえすりんくす えすえすMode エレファント速報 おかしくねーしSSまとめ だる速 ひとよにちゃんねる プロデューサーさんっ!SSですよ、SS! ポチッとSS!! SSまとめ みりえす!-ミリマスSSまとめブログ- LC文庫 SSでレッツゴー SSびより SSまとめプラス SS 森きのこ! wiki内他頁検索用 コメディ ミリオンライブ 作者◆mlWKfiIW4s氏 音無小鳥
https://w.atwiki.jp/gldangerous/pages/103.html
【笹元ころも プロローグSS ふたりの秘密】 『湯誓』 『いつか、無限の空に届く橋』 『鬼無瀬と鬼無瀬』 『決戦前』 【笹元ころも プロローグSS ふたりの秘密】 十数年前、とある病院にて、全く同時に二つの命が生まれた。 佐々木羽衣と、宮本衣織。 運命の赤い糸で結ばれし、二人で一人の少女―― 「おそいよ、いおりちゃん! そんなんじゃ、おいてっちゃうよ!?」 「ふええええん! まってよ、ういちゃあああああん!」 好奇心旺盛で行動力もあるが、他人の都合などお構いなしに突き進む羽衣。 引っ込み思案で流されやすいが、全てを包み込むような優しさを持つ衣織。 二人の両親は親友同士で家も隣同士。生まれた時から二人が共に育つことは既に決定されていた。 「ほら、もう! あんたをいじめた男子はあたしがとっちめたから、もう泣いてんじゃないわよ!」 「ぐすっ、ぐすんっ……羽衣ちゃん、いつもごめんね……ありがと……」 いつでも、どこへいくときも二人は一緒。クラスもずっと同じで、互いの家で頻繁にお泊まりし合った。 二人は、まさに一つの存在であるが如く生きてきた。 やがて二人も成長し、ついに初潮を迎える。「性」に目覚めるときが訪れたのだ。 その「性」の萌芽の矛先が互いの最も近しい存在に向いてしまったことは、きっと極々自然なことであったのだろう。 「衣織っ……! ああっ! 可愛い衣織っ、あたしだけの衣織っ――!」 「羽衣ちゃん、はやくっ……はやくきてえっ……! 切ないよう――!」 二人は、最初は恐る恐る、慣れてきたら貪るように――そして今では互いの想いを確かめるように、幾度となく躰を重ねてきた。 毎夜の蜜月の中で、その絆の名を「友情」から「愛情」へと変化させながら、二人は愛を育んできた。 時は流れ、二人が高校生になったある日のこと。 破天荒娘・羽衣が唐突に切り出した。 「ねえ、衣織……希望崎、行きたくない?」 「……ええええええ!? 希望崎って、あの『ダンゲロス』!?」 慈愛少女・衣織が驚愕したのも無理はない。 私立希望崎学園――戦闘破壊学園ダンゲロスと言えば、凶悪なる魔人たち跋扈せし天外魔境。 一年前、好奇心旺盛すぎる羽衣は進学先を希望崎にしようとしていたが、珍しく衣織が強く反対し譲らなかったため、渋々現在の女子高へ進んだのだった。 「あそこ、最近も二回おっきいドンパチあったそうなんだよね……楽しそうだよね……!」 「ダメだよ羽衣ちゃん! 私たち、魔人じゃないんだよ!?」 そう、あくまでも二人は人間。 魔人学園に人間が入り込むとどうなってしまうかなど想像に難くなく、それゆえに衣織はかつてもそう言って羽衣を止めたのだった。 だが、今回は――瞳の中に満点の星空を描いた今回の羽衣は、誰にも止められなかった。 「あーっ! もうガマンできない! ダンゲロスに行くわよ、衣織!」 「いやあああああああ、やめようよ羽衣ちゃあああああああああん!」 泣き叫ぶ衣織を引きずりながら、煌めく像を残し疾走する羽衣であった。 「いい? 絶対にバレちゃだめだからね!?」 「私よりも自分自身に言い聞かせてよね、羽衣ちゃん……」 どこで手に入れたのかも定かでない黒尽くめの変身グッズに身を包み、果たして二人は希望崎に潜りこんだ。 武器も、途中でゴミ捨て場に置いてあったのを引っ掴んできただけの物干し竿と洗濯ばさみである。実に心もとない。 ともかく二人は、覆面を着用した羽衣を衣織が肩車し、あたかも一人の魔人であるかの如く振る舞っていた。 その名も、笹元ころも。 二人で一人であることの証左。絆の具現化。愛の結晶。 「あの人、壁に向かって独り言してるよ……」 「すげえ中二力だな……話しかけると殴られそうだし、そっとしておこう」 周りの連中もその威容に気圧され、二人と会話を試みる者もあまりいないようであった。 そうしているうちに、いつの間にやら「美人らしい」「中二力も高いらしい」「でもすごい美人らしい」などと勝手なイメージが先行してしまっていた。 ただ、中にはそんな独り歩きした噂に惑わされてしまった者もいたようだったが―― 「ころもちゃあああああああん! 俺と一緒にイイコt――」 「くたばれ!」 バコーン! 「ギャース!」 ――このように、二人の息の合った連携により撃退されていた。 このナイスなコンビネーションは、二人が一緒に長い時を過ごしてきたことの賜物でもあったが、それだけでなく、この戦いに身を投じてから、二人は特別のトレーニングを行っていた。 すべては彼らのような不届き者から身を守るため、そしてこの死闘を生き抜くためである。 「……へへへ、コンビネーション、だいぶサマになってきたじゃんね!」 「はあ、はあ……私は、すごく疲れるんだけど……」 「確かにあたしたち、持久力はないかもだね……足が止まってるところを狙われちゃいけないから、こう、やられる前にババーンと分裂してビックリさせたいよね!」 「ぜえ、ぜえ……なんでもいいよ……」 「でもやっぱ殺されるのはヤだし、危なくなる前から分裂できるよう準備しとこっか。その時はさ、劇的にやりたいから廊下でみんなに見せつけてあげよーよ!」 「ひい、ひい……廊下と教室のちがい、わかんないよ……」 二人のトレーニングは、放課後の空き教室にて行われた。 正体がばれたら何をされるか分かったものじゃないから出来るだけ目立たぬようにという理由での選出であったが、魂胆はそれだけではなかった。 誰もいない教室で、やることだけはしっかりとやっていたのである。 「ひゃあんっ……羽衣ちゃん、そんなトコ舐めたらっ……!」 「んふふ、舐めたらなんだってぇ? 聞こえないなあ♪」 荒い息遣い。零れる衣擦れ。幽かな水音。 甘やかな、密やかな、二人だけの時間と空間。 「……衣織ったら、ぴくぴく震えちゃって……きひひ、かわいいぜ」 「あうう、だって……こんなときに、こんなところで、なんて……誰かに見られちゃったら、どうするの――ひうっ!」 「そんなこと言って、いつもより気持ち良さそうじゃないか……あんた、実はこういうの好きなの?」 「やああっ、言わないでったらあ……羽衣ちゃんのばかあ……!」 周りに魔人が蔓延っているというシチュエーションのためか、はたまた四六時中互いの体温を感じられるためか、二人は平常よりも熱く、激しく、濃厚に乱れた。 そして、訪れる絶頂――! 「「 っ、あああああんっ!! 」」 快楽の果てへと達し、身を寄せ合いながら肩で息をつく二人は未だ気付いてはいなかった――己が躰に漲る、何か不思議なチカラを。 常識を逸脱した存在たちが産み出す瘴気渦巻く空き教室で行為に及んでいたせいであろうか、一時的にではあるが、二人にも魔人能力の片鱗が見え隠れしていたのである。 脱力し床に寝転がり、空を見上げる少女たち。 その瞳には、一体何が映っているのか――? 「ねえ、衣織……」 「……なあに? 羽衣ちゃん」 「……もし、無事に帰ったらさ」 「……うん」 「――イチャイチャしよっか」 「ずっとしてたでしょ!?」 いつもの空き教室に飾られていた百合の花は、例えようもなく美しかった。 願わくば、この一輪の華が、永久に枯れぬよう―― <終> 『湯誓』 二六は激怒した。必ず、かの邪智暴虐の輩を除かなければならぬと決意した。二六に はハルマゲドンがわからぬ。二六は、希望崎の魔人である。温泉を掘り、猿と遊んで 暮して来た。けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。 「どうしたの、二六?」 校舎の陰で怒りに震える二六を見掛け、その背中に声を掛けたのは、さる理由から 校内を探索していた月読芽九(つくよみ・めぐ)である。平素から穏和で知られる彼が ここまで怒る理由を、彼女は知らぬ。興味を引かれ思わず問を発したのも無理からぬ 由であろう。 「…………これを見てくれ」 搾り出すような声は低く、激するものではなかったが…………それ故に彼の静かなる 憤激を心の湖底に湛えているかのようであった。彫りの深い顔立ちに刻まれた皺が そのまま、悲劇の渓谷であった。 その言葉に導かれ眼鏡越しに眼差しを送れば、其処に広がるは凄惨な陵辱の疵痕で あった。無惨にも、穢されていた。 「酷い…………」 目を背けたくなる程の惨状である。良識ある者ならば憤懣と悲嘆、涙溢るるは必定で あった。月読も思わず口元を覆った。 さて、スレンダー美人として名の高い彼女は生徒会に属していた。将来、魔人教師と なる為に今のうちから出来る事、と考えた結果、学校運営に生徒側から関わる手段として 選択したのであった。そして、先日の山乃端一人殺害事件である。前述の通り先刻より 校内を探索していたのは勿論、来るべき番長側との抗争に備え一人でも有能な魔人を 自陣営に引き入れる為に他ならない。 すなわち。彼女が今、ここで取るべき方策は一つしかない。 「そういえば…………さっき、此処から走り去った連中、確か番長グループの……」 思い出すかのように、呟く。思い出して、呟いたのではない。 真偽は、重要ではない。事実である必要も、無い。 彼女に与えられた使命は、結果である。それ以外の事柄には何の価値もない。 こうして、一二六(にのまえ・てるまえろまえ)は生徒会に与する事となった。 <了> TIPS ※湯誓……………………殷の創始者、湯王による演説。暴虐な政治を行う夏王朝打倒の為、 諸侯に呼びかけた故事より。 ※凄惨な陵辱の疵痕……二六の作った露天風呂に誰かがうんこしていた。 ※思わず口元を覆った……しかも相当クサかった。 『いつか、無限の空に届く橋』 ざっくざっく、と地面を掘り返す音が聞こえる。 炎天下、汗を吹き出しながら半裸で土を掘り返す男。 そして、木陰から退屈そうにそれを眺める少女。 「………………ねぇ」 呼び掛けた声は、気怠そうに。どうでも良さそうに。 「なんで、そんなことするの?」 作業の手を休めず、男は答える。 ──────掘らねば源泉に行き着かぬ、と。 「そうじゃ、なくって」 要を得ぬ愚鈍な答えに、少し苛立った口調で再度問う。 「無意味でしょ、そんなの」 少女は知っていた。男の手により湧き出した泉は自然の理より外れた存在。精精数日 持つかどうか。刻が過ぎれば無に帰す。 少女は知っていた。律儀な男は用を終えた湧泉の穴を塞ぎ、土を盛り、元通りの地面に 均す。準備と同じだけの時間を掛けて。 穴を掘り、そしてその穴を埋める。 まるで、捕虜への拷問だ。輝かしき勝利も、積み重ねる成長も無い。無意味な行為は、 やがて意思を打ち砕く。 ──────無意味、か。 少し間を置いた後に男は鸚鵡返しの如く、岩のように厳しい顔で呟く。 「そうよ。そりゃあ、確かに一時は温泉が出るのかもしれない。少しは、入浴を楽しめる人がいるのかもしれない」 少女は男の険しい表情に怯むどころか、更に続ける。 「だからって、それが何? そんな気持ち、すぐに消える」 自分でも言い過ぎているのは分かっていた。だが、無性に腹が立つ…………いや、 癇に障ると言った方が正しいか。間違った公式を用いて数式を解こうとする生徒を見る 教師のように。或いは、決して芽の出ぬ種に毎日水を遣る愚昧な農奴を見るように。 男の行為は、少女を苛立たせていた。 「そこに何の価値があるって言うの? 自己満足? それとも自己陶酔?」 質問は、攻撃だ。相手を突き崩し、穴を穿ち、打ち倒す。 虚無主義者の強弁だ、と思った。極すれば、どうせ腹が減るから何も食べない。いずれ は死ぬのだから人生など無価値だ。 別に、そこまで考えていた訳ではない。反論しやすくさせてやっただけだ。議論で圧倒 し、勝利する。それは望むところではない。程々のところで折れ、妥協する。 それで暇潰しと八つ当たりの時間は終わりだ。 「どこまでやっても、何回やっても限がない。それって、無駄な事だと思わない?」 男はシャベルを地面に刺し、肩に掛けたタオルでゆっくりと額の汗を拭った。 逞しく太い腕が作業を再開し、掘り進む。 暫くの間、土を掘り返す音だけが響く。 やがて。 勢い良く噴き上がる熱泉。眩しい陽射しを受けて。 ──────無限に挑むことは、無駄ではない。 男の口から発せられた言葉はあまりにも時間が経ちすぎていて、先程の問いへの答え だと気づくには数秒かかった。 空から降る水飛沫が霧雨のように舞い散る。 喩え道半ばで倒れたとしても、道を進んだ、先を目指したという結果は残る。 土の下に眠る湧水が目覚めたかのように、寡黙の岩盤を破って男は続けた。 誰も通らぬ道、誰も知らぬ道行。それでもなお。 足掻き、藻掻いた自分を。自分だけは、知っている。 届かずとも、力尽きるまでやり抜いて。 悩み、苦しみ抜いて己を磨き。 ただ、自らに勝利する。 それは、決して自己満足ではない。 ──────人はそれを、克己と呼ぶ。 「…………バカバカしい」 それは、何に対しての言葉だったのか。 男の返答。 男の行動。 自らの発問。 自らの言動。 どこまで遡るのか。 それこそ、まさに…………。 ふと、目を上げた。 空に、七色の光。小さな、微かな達成の証。 「………………虹」 僅かに目を見開く。子どもではないのだ。虹など、特段珍しいものでもなかった……が。 男に付き合って退屈な時間を過ごしたのも、無駄ではなかった。 それだけは、認めても良いと思った。 <了> TIPS ※源泉…………源泉とは、地中から水が湧き出てくる場所である。水が湧き出る様子から 転じて、物事・金銭や考えが発生する源としての意味も存在する。 ※虹…………北欧神話では虹は天上の神界に通ずる橋とみなされた。 『鬼無瀬と鬼無瀬』 少女のことを思い出す。 鬼無瀬 未観。 自分と同じ、鬼無瀬時限流門弟が一人。 思えば、彼女と自分はまるで正反対だった。 小柄な彼女、大柄な自分 才に恵まれた彼女、才に恵まれなかった自分 実直な彼女、お調子者の自分 そんな自分とは正反対な彼女だからこそ、惹かれていったのだろうか。 そういえば、剣術にのめり込みすぎて倒れたりもしていたな。 「ククっ」 昔のことを思い出す自分がやけに可笑しかった。 「へへへ、悪いね。お待たせ」 目の前には、その少女が居る。 右手に短ドスを握り締め。 「鬼無瀬時限流、鬼無瀬未観」 「鬼無瀬時限流、鬼無瀬陽観」 「いざ尋常に」 「いざ尋常に」 「「勝負!!」」 『決戦前』 「まったく、虎に従ってるなんて、番長グループの奴らは何考えているんだか」 食堂の中央テーブル。 目の前の緑茶を飲みながら、鬼無瀬 陽観はおどけた口調で呟いた。 「きっとみんなネコ派なんだろうな」 「ネコ派……?ああ、そういうことか。だったら、マーヤ率いる俺達はイヌ派ってことだな」 くっくっく、と、一 は押し殺した笑いを漏らす。 「さて……」 緑茶を飲み干し、テーブルの上に静かに置く一。 それにつられ、陽観も一気に緑茶を飲み干す。 「そろそろハルマゲドンが始まる。生徒会長室へ行こう」 「遅かったわね。貴方達が最後よ」 「すいません、月読副会長」 深々と頭を下げる一に続き、陽観も急いで頭を下げる。 「まぁいいわ。それより、貴方達も会長にご挨拶してきなさい」 生徒会長室。 その中央には簡易ベッドが置かれており、一人の少女が眠っている。 簡易ベッドの周りには生徒会の面々がたたずんでおり、各々が少女に語りかけている。 一も同じく少女の傍に近寄り話しかけた。 「それでは行ってきます。結昨日商生徒会長」 「約束。ちゃんと守ってね、か……」 一は思い出す。 結昨日商に無理やり言わされた言葉を。 その言葉に対して、「絶対守るから!」と言いきった結昨日商を。 「僕達がこうして全員無事なのも、商生徒会長のお陰です」 結昨日商は、生徒会メンバー全員と『約束』していた。 必ず自分が守る、と。 結昨日商の能力は、『約束を必ず守る能力』である。 『約束』することにより、生徒会メンバーのピンチには必ず駆けつけることが出来た。 結果、生徒会メンバーは無傷のままハルマゲドンを迎えることが出来たのだが、結昨日商は重傷を負い、昏睡状態となっていた。 「会長の代わりに、私達が番長Gを倒します!」 「俺なんかを助けてくれてありがとうございました!」 「後は私達に任せて、ゆっくり休んでいてください!」 みな、思い思いの言葉を発する。 全員の感情が溢れ始めたのだろう。 声が大きくなりだし、喧騒となりだしたが――――― パンパン、と月読が手を鳴らす音で、静寂が走った。 「さて、そろそろ時間よ。最後に会長に一言だけ言って、行きましょう」 最後の一言。 みな、最後に言う一言は決まっていた。 結昨日商を囲むように並び、生徒会メンバー全員で一斉に声をあげた。 「「「 この勝負、必ず勝ちます!『約束』します!! 」」」 ――――――ダンゲロスハルマゲドン 開幕――――――――
https://w.atwiki.jp/twitwi_pri/
掲示板 保管庫 個人サイト リンク集 memo 機動戦艦ナデシコ 魔法少女リリカルなのは Fate 涼宮ハルヒ 永遠のアセリア らき★すた Muv-Luv その他 一時リンク-未読作品集 大地が謳う詩 永遠のアセリア ラスフォルト 人と剣の幻想詩 Before Act 永劫と刹那の幻想録 Recordation of Suppressor 永遠神剣になっちゃった フェアリーダンス 龍の大地に眠れ Stranger 気がついたら妖精 東方霊穿界 ハルヒ 竜泉堂奇憚 Daily?Diary Celestiale Aquila 変態佐々木シリーズ ―from 谷川流スレ@エロパロ板ガイド 涼宮ハルヒの―― ―from 辻切りカタストロフREVERSE 鼻歌とチョコレートケーキ ―by kobuneno from ノドアメ 巨人の歌 ―by 14-577 from 佐々木ss保管庫 @ Wiki 教科書文通 涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki もし長門がバカだったら SOS団は無職のようです 桃色空間奮闘日記 分裂、或いはSのモノドラマ 遠距離恋愛 橘京子の溜息 橘京子の憤慨 橘京子の陰謀 橘京子の退屈 橘京子の分裂 ハルヒ親父シリーズ 落語シリーズ ―from ハルヒスレSSまとめ 一秒の恋 二話 朝倉VS長門 目覚めよと呼ぶ声あり ―by 409氏 from 涼宮ハルヒのSS保管庫 予備 キョンの消失 ―by 犬○屋 from イナズマ ケンキュウジョ 少年オンザグラウンドゼロ ―by kobuneno from ノドアメ 機械知性体たちの輪舞曲 ―by 輪舞曲の人 from detourist 喜緑江美里の憂鬱~the melancholy of fake star~ 喜緑江美里の告白~the melancholy of fake star~ 喜緑江美里の暴走~The sigh of fake star~ 喜緑江美里の溜息~The sigh of fake star~ 喜緑江美里の消失~the boredom of fake star~ 喜緑江美里の消失~the disappear of fake star~ ―by 52-265様 from 2chエロパロ板SS保管庫 なのは 臆病な観察者(現実→リリカルなのは) 魔法少女ブリーディングはやて オリ主憑依原作知識なし ケータイ Phantom of rebellion ケータイ リリカルってなんですか? ケータイ 母であること ケータイ @wikiへようこそ ウィキはみんなで気軽にホームページ編集できるツールです。 このページは自由に編集することができます。 メールで送られてきたパスワードを用いてログインすることで、各種変更(サイト名、トップページ、メンバー管理、サイドページ、デザイン、ページ管理、等)することができます まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 用途別のオススメ機能紹介 @wikiの設定/管理 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 無料で会員登録できるSNS内の@wiki助け合いコミュニティ @wiki更新情報 @wikiへのお問合せフォーム 等をご活用ください @wiki助け合いコミュニティの掲示板スレッド一覧 #atfb_bbs_list その他お勧めサービスについて 大容量1G、PHP/CGI、MySQL、FTPが使える無料ホームページは@PAGES 無料ブログ作成は@WORDをご利用ください 2ch型の無料掲示板は@chsをご利用ください フォーラム型の無料掲示板は@bbをご利用ください お絵かき掲示板は@paintをご利用ください その他の無料掲示板は@bbsをご利用ください 無料ソーシャルプロフィールサービス @flabo(アットフラボ) おすすめ機能 気になるニュースをチェック 関連するブログ一覧を表示 その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン @wiki便利ツール @wiki構文 @wikiプラグイン一覧 まとめサイト作成支援ツール バグ・不具合を見つけたら? 要望がある場合は? お手数ですが、メールでお問い合わせください。
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/3811.html
25 :ナハト:2016/07/02(土) 00 02 24 ルーデル誕生日ss投下するんダナ 26 :ナハト:2016/07/02(土) 00 03 16 とある激戦区の近くの基地 そこにはウィッチ達が駐屯しあのルーデルもいる基地である。 これは地上の魔王の話である・・・・ 食堂。何時もはお喋りなどで賑わっているのに、この日は通夜のように静かだった なぜなら、常に出撃でいないルーデル大佐が牛乳を飲みながら机を指でトントン叩いているからだ みようによってはルーデル大佐が不機嫌なのか?と思ってしまうのだが、それを聞こうと思うチャレンジャーはいなかった だが、それをやったチャレンジャーがいた 「よっす!どうしたー?どうしたー?不機嫌そうにやっちゃってー。いつもなら出撃してるんじゃないのー?」 「江草か・・・・何、今日は大切なお客様が来るんだ。だから、待っているのだ・・・・」 「そっかー。大好きな出撃が出来ないからー不機嫌なんだー」 「出撃はいつでもできるからいい!!それよりも、5分遅れてるのが問題なんだ!!どこかで撃墜されたんじゃないかと心配なんだ!!」 (*1))))) 隊員たちがあきれ返ってると、食堂の扉が開く 一堂がそちらに向ければ、扉の所に小さな娘がいた (誰だろう?)(迷い子かな?) (見かけない子だなあ) (近所・・・・はいないよね) (ハァ・・・ハァ・・・・幼女だ!!お持ち帰りたい!!) そんな風に隊員が思っているなか少女はキョロキョロと何かを探して ルーデルを見つけると、ヒマワリのような笑顔を咲くと同時に走りだし 「ママーっ!」 ルーデルに抱き付いた 「うむ、ママだ」 「「「「「「「マ・・・・・・ママァーーーーーーーっ!?」」」」」 あれから食堂は混乱に陥ったが、いまは落ち着いていた。 ルーデルのことをママと呼んだ少女はエマという名前らしく 今現在はルーデルの膝の上でご満悦な表情であった 「えーと・・・隊長。すいませんが、このご息女は本当に隊長のお子さんなんですか?」 「うむ、私が腹を痛めて生んだ子供だ」 「えーと・・・いつ産んだのですか?隊長は常に前線にいて生んだの知らなかったのですが」 「うん?・・・ああ、501へ出張に行ってその後休暇取ったではないか。その時だ」 「休暇って・・・・たった三か月だけ取りましたよね?その間に産んだのですかあ?」 「うむ、その通りだ」 そういいながら、エマの頭をナデナデするルーデル 「・・・・失礼ですが、妊娠しますとお腹大きくなりますよね?その予兆は無かったんですが?」 「ふむ・・・・なんでも、目立ちにくい腹だったらしい。実際に私の信頼するオバサマの言葉じゃなかったら 信じなかっただろうな。それぐらい目立たなかったらしい」 「ははあ・・・・」 隊員は納得したような、納得いかなかったような声を上げる ルーデルはエマを見て 「今日はどうして、来たんだい?ここは一応安全な場所だが、危険な場所でもあるんだぞ?」 「あ・・・あのね・・・そのね・・・・」 エマは質問にモジモジしていると持ってきた鞄の中から包みを取り出す 「お誕生日おめでとう!!今日、ママの誕生日と知って、お祝いしたかったの!!」 「・・・そういえば、今日は私の誕生日だったな。忙しすぎて忘れてたな・・・・ありがとう。エマ。 私は世界一幸せな母親だよ。さっそくプレゼント開けていいかな?」 「うん!開けていいよー」 包みをほどいて中身を見ると、お絵かきで書いたものか、クレヨンでヘタクソな家と親子の絵が描かれていた でも、間違いなく世界で一つしかない一番の宝物であるだろう。 ルーデルが物凄く感動していると、 「ぎゃあああああ!!おろしてえええええ!!」 「キャーキャー。おもしろーい」 突然悲鳴が聞こえたので、悲鳴がした方を見れば、扶桑からきたウィッチがエマにたかーいたかーいしてもらっているところだった。 かなり高い高いで天井に何度も当たっているのは気のせいだと思いたい 「うむ、さっそく遊んでもらえて良かったな。やはり、アイツは私の相棒なだけはある」 (*2))) その後、ルーデルの娘であると再確認するような遊び(暴れ)をして ケーキでロウソク吹きをして、ケーキを一緒に食べて 迎えの飛行機と共に帰って行ったのであった・・・・ 終わり ほんの僅かな未来の話でした